香港🇭🇰尖沙咀「錫記招牌雲吞」で味わう、地元に愛され続ける絶品ワンタンメン

香港グルメの定番といえば、外せないのがワンタンメン。

数えきれないほどの店がひしめく香港で、26年もの間、地元の人々に愛され続けている老舗「錫記招牌雲吞(Shek Kee Wonton Noodles)」をご紹介します。

場所は、香港の観光中心地である尖沙咀(チムサーチョイ)。

賑やかな通りから一本入った場所に、赤い看板がひっそりと佇んでいます。

お店に一歩足を踏み入れると、まさに「ローカル」という言葉がぴったりな雰囲気に包まれます。

飾り気のないシンプルな店内は、地元のお客さんで常に賑わっており、活気にあふれています。

壁には手書きのメニューや、昔ながらの写真などが貼られ、長年この場所で人々の胃袋を満たしてきた歴史を感じさせます。

 

 

受け継がれてきた秘伝のスープとこだわりのワンタン

錫記招牌雲吞の看板メニューは、もちろん店名にもある「招牌雲吞麵(Signature Wonton Noodles)」。

創業以来、26年間変わらないレシピで作られてきたというスープは、透き通っていて黄金色に輝いています。

一口飲むと、あっさりとしていながらも、干しエビや魚介系の奥深い出汁がじわりと染み渡り、思わずため息が出るほどの美味しさです。

化学調味料に頼らない、素材本来の旨味が凝縮されたスープは、毎日でも飲みたくなるような優しい味わいです。

そして、このスープに浮かぶ主役のワンタン。

一つ一つが大きく、ぷっくりと丸みを帯びています。薄くてツルツルの皮を箸で持ち上げると、中には新鮮なエビがゴロっと贅沢に包まれています。

口に入れた瞬間に、エビのプリプリとした食感と、濃厚な旨味が広がり、まさに至福の瞬間。

餡には、エビの他に豚肉も使用されており、バランスの取れた味わいが楽しめます。

麺は、香港らしい細めのストレート麺。スープとの絡みが良く、ツルツルとした喉越しがたまりません。

ワンタンと一緒に頬張れば、スープ、ワンタン、麺が一体となり、最高のハーモニーを奏でます。

 

茹でた青菜に、オイスターソースをかけたシンプルな料理も人気メニュー。

香港の多くのレストランや食堂で提供されており、野菜不足を解消するのにぴったりです。

 

 

地元客に混じって味わう香港の日常

錫記招牌雲吞の魅力は、その味だけではありません。

地元のお客さんが多いことから、香港の日常に触れることができるのも魅力の一つです。

新聞を読みながらワンタンメンを啜る人、友人とおしゃべりしながら麺をシェアする人。

そんな光景を眺めていると、自分も香港の住人になったような気分に浸れます。

店員さん同士の広東語が飛び交う様子も、旅情を掻き立てます。

言葉が分からなくても、笑顔で対応してくれるので安心です。

メニューには日本語表記もあるため、指差し注文も可能です。

 

 

尖沙咀でワンタンメンを食べるなら外せない一軒

観光客で賑わう尖沙咀で、地元に根付いた本物の香港の味を体験したいなら、「錫記招牌雲吞」は外せない一軒です。

創業26年の歴史が物語る、変わらぬ美味しさをぜひ堪能してみてください。

きっと、あなたの香港グルメの思い出に、深く刻まれることでしょう。

錫記招牌雲吞 (Shek Kee Wonton Noodles)

  • 住所:Shop B, 5 Ichang St, Tsim Sha Tsui, 香港
  • 特徴:創業26年の老舗、地元に愛される絶品ワンタンメン
  • 雰囲気:ローカル感溢れる、活気のある店内
  • おすすめ:招牌雲吞麵 (Signature Wonton Noodles)